ユーザーの声

埼玉県 障がい者グループホーム埼玉らんざん 世話人

スタッフ:  鈴木さん
勤務先:   わおん障がい者グループホーム 埼玉らんざん1号館(男性)、3号館(女性)
にゃおん障がい者グループホーム 埼玉らんざん2号館(男性)、4号館(女性)
担当業務:     世話人兼夜勤

★わおん障がい者グループホーム 埼玉らんざん1号館

★にゃおん障がい者グループホーム 埼玉らんざん2号館

★わおん障がい者グループホーム 埼玉らんざん3号館

★にゃおん障がい者グループホーム 埼玉らんざん4号館

 

 

具体的なお仕事内容

私の仕事は世話人兼夜勤です。入居者の方々の状態を見て、過ごしやすい環境を作り、毎日就労やデイケアに通っていただいています。食事の時などはおしゃべりをしながら、みんなの悩みもきいたりしています。また、特に体調面を確認するようにしています。

夜勤の勤務は20:00~9:00です。夜中12:00と2:00の2回見回りを行い、利用者様の様子や異変がないかを確認しています。

 

 

ご自分について

●このお仕事をしてみたいと思った経緯

もともと母の介護を10年以上しており、ケアマネージャーや地域包括センターの方々にお世話になりました。その後、今度は自分が面倒をみる立場になってみたいと思い、介護職につきました。

基本的に福祉も介護も同じで、人の力になれる仕事を続けていきたいと思っています。

ただ、「手助け」という点では同じなのですが、福祉と介護ではその意味合いが大きく違います。

介護では、なにかをする場合手伝ってしまうのですが、福祉では背中を押してあげることが大切です。この点で、慣れるまでは少し時間がかかりました。現在も戸惑っていますが、自分なりに頑張っています。

 

●「わおん」・「にゃおん」を知ったきっかけ

介護職員初任者研修をとった時、現在の「わおん」・「にゃおん」埼玉らんざん管理者兼看護師の学校の生徒でした(笑)

こちらがちょうど開設する時に、水口さんから、この仕事を紹介され、いろいろとお話を聞く中で、福祉をやってみようかなと思いました。当時、私もちょうど前職を辞めたばかりでしたのでいいタイミングでした。

考え方が介護と福祉ではまったく違うため、一からリセットして臨んでいます。

 

 

利用者様について

●動物と一緒にいることの効果はありますか?

笑顔が多く、目つきが違いますね。動物(猫)にのめり込んでいって、安心感がある目をしています。

動物が苦手で触れない方もいましたが、私が押さえていて頭だけをなでるところからやってみようと促し、少しずつ慣れてもらいました。また、最初は声もかけなかった方が、いまでは自分から寝る前に猫に「おやすみ」と言いにいっている姿も見られます。

ここ最近は就労して疲れて帰ってきた後にも、ちょっと猫と接することでいつの間にか笑顔になっていることが多いですね。

正直、私も動物はダメでしたが、今や猫にはまっています(笑)最近は、「動物いいな」、「ふれあい良いな」と思っています。疲れていたり、少し嫌なことがあっても、接したりしていると忘れさせてくれます。癒されるという感じです。

 

 

お仕事について

●よかったこと

利用者様が、安心して、ここを家として、家族として利用してくれる。毎朝元気にでかけてもらって、帰ってきた時に「ただいま」という言葉を聞くと、とても安心します。「あぁ、今日も一日無事に済んだのだな」と思います。

そして、自然に、「今日どうでしたか?疲れましたか?」と聞くことができるのです。

家族ぐるみとしてお付き合いするようにしています。そういうところが素晴らしいと感じています。

仕事を続けるうちに、人に尽くすことが好きになり、この仕事にはまってきています。

 

●失敗談

最初のころ、介護の感覚が頭に残っているので、なんでも手伝ってあげてしまいました。それは、ここでは背中をおしてあげることと真逆のことなのだと、周りの人から指摘を受けました。その点については反省しつつ、今は、「できることはやってください。」、「一緒にやりませんか」と意識的に切り替えていっています。例えば、ご飯の支度の時にお茶碗を自分で出していただくとか、調理を一緒にするようにしています。利用者さんからも一緒に接する時間が多い方が楽しいという声をいただきます。

 

●お仕事の中で心掛けているポイント

まず、暮らしやすいことが一番なので、「なにかあったら言ってください」と小まめにお声がけをしています。

 

利用者さんが気にしていることについては、言葉を選んでしゃべらないと怖いなと思います。

一般的に気にならないだろうと考えてしまうことでも、彼達にとっては傷ついてしまうことがあります。実は私もペースメーカーが入っています。好きなことが苦手になったり、できなかったり、億劫になってしまう気持ちは理解できるので、その部分を大事に接するようにしています。

 

現在の利用者さんの4人は比較的仲がいいのですが、さらに仲良くなれるような状況を作っていくことが私たちの仕事です。時間はかかるかもしれませんが、4つがいつしか1つの輪になるようにしていければと考えています。

 

そして、「階段を上るのはみな一緒なのだから、速度が遅くても、早くても、ゆっくりでも上がっていきましょう。」と常にお伝えしています。「周りと比較せず、自分のペースでいいですよ。」と教えるようにしています。

 

 

今後の目標

母一人子一人の中、仕事で介護職に従事し、家に帰宅後も母の介護という生活を長年過ごしてきましたので、苦難が多かったです。

現在もボランティアで活動していますが、同じ境遇の人たちに体験談を話したり、相談にのったりと、地域包括センターの方々と共に継続して活動していきたいと考えています。

 

 

障がい者グループホームで働こうと検討している方へ一言

私は、資格や経験は必ずしも必要ではないと思います。誰でも一からのスタートなので、志さえあればなんとかなります。決して狭き門ではないです。