2020年4月に茨城県水戸市で開設した障がい者グループホーム わおんを運営しているSLINE株式会社 星様にインタビューを行いました。
開設まで約半年。その開設ストーリーに迫ります!
グループホーム概要
企業名/事業所 | SLINE株式会社 |
エリア | 茨城県水戸市 |
開設棟数 | 3(男性棟2、女性棟1) |
開設日 | 2020年4月 3棟同時オープン |
居室数 | 男性棟 5室(水戸石川 ねこ) 男性棟 4室(水戸見川 いぬ)
女性棟 4室(千波 いぬ) |
対象障がい者 | 精神障がい者、知的障がい者 |
障がい者グループホーム わおん・にゃおん(水戸千波、水戸見川、水戸石川)について
●グループホームの特徴を教えてください。
まず、絶対的に『アットホーム』な感じにしていきたいと思います。
そして、充分なコミュニケーションをとることを大切にして、どこにいっても自立して行動できるように導く環境を作っていきたいと考えています。
アニスピHD、わおん・にゃおん事業について
●障がい者グループホーム事業との出会い
経営している建築関連の会社の従業員に、知人の紹介で入社した軽度の知的障害を持っている方がいます。出会ったときは、すぐにうそをつくという傾向がありましたが、根気よく、まっすぐに正しいことを伝えていくことで変化がみられ、現在は人をまとめる立場に立っています。その人との7年のお付き合いの中で、成長していく過程を見ていて、もっとそのような場を広げていきたいと思うようになりました。
その後、ネットで様々調べていく中、需要が高いことがわかり、事業としても成立していくと考えました。
また、もともと児童養護施設を運営してみたいと思っておりましたので、頭の中ですぐに障がい者グループホームと結びつきました。
●アニスピとの出会いと参画を決めたポイント
ネットで調べていく過程でわおん事業を知り、アニスピに連絡を入れた後、直接八千代にあるグループホームわおんに足を運びました。そこで、入居者さんの幸せそうな笑顔が印象的で、直感的にこれは大丈夫だと思いました。
障がい者福祉について知識が深いわけではないため、誰かのサポートが必要と思っていましたので、まずはアニスピと一緒にやってみたいと思いました。
障がい者グループホームの開設について
●障がい者グループホームについて
契約から約半年で開設しました。
知識が浅かったので、申請書類作成や手続き等に少し手惑いましたが、基本的には障がい者の方が成長できる施設を作ることが楽しみでしかたなかったです。
●スタッフの確保について
サービス管理責任者が必須ですが、すぐには見つかりませんでした。開設直前ではあったものの、わおん求人サービスを活用して、非常にいい方にきていただきました。
●物件について
地元の不動産屋さんをまわり、10件ほど内見して決めました。
物件賃貸の目的、障がい者グループホームと犬・猫を飼う旨を最初に要件として話しておいたので、物件が見つかってからは特に問題はありませんでした。
ただ、設備を整えるため改装工事に少し時間を要しました。
●犬・猫について
もともと犬を飼っていたので、犬はとても好きです。
まずは、ペットショップで犬を購入してきましたが、この後の棟には、保護犬を入れていく予定です。わおんの動物を助けるという理念にとても賛同しています。
事業を検討されている方へ一言
このビジネスは、人の手助け、人に貢献できる、本当にやりがいを感じられる仕事です。
引き続き、弱い立場の人々に手を差し伸べていきたいと考えています。