福祉の力で、日本を再興する。
アニスピホールディングス代表取締役の藤田英明です。私たちアニスピホールディングスは、社会問題を事業で解決し続ける「Issue Driven Company」として、「人間と動物福祉の追求」を理念に掲げ、日々成長している会社です。
現在、日本の障がい者数は約990万人(対人口比率は約8.25パーセント)。そのうち、900万人は軽度から中度の障がい者の方々で、多くの方が社会の中での生きづらさを感じています。また、日本の犬猫殺処分は年間43,000頭(H30)と大変多く、動物愛護先進国のヨーロッパ諸国と比較すると非常に遅れを取っています。
私たちは、ペット共生型グループホーム「わおん」「にゃおん」の展開を通して、圧倒的に足りていない障がい者グループホームを全国に整備し、社会の中で誰もが安心して暮らせる「場」を創ること、そして罪なくして人間の身勝手により失われる動物の命を一つでも多く救いたいと心から願っています。
「わおん」「にゃおん」事業を中心に据えながら、動物愛護師によるペットシッターサービス「ケアペッツ」、老犬福祉のための老犬ホーム「Doggy’s Home」や、フィットネス型障がい者デイサービス「ワーカウト(WORKOUT)」、訪問看護「ファミリーナース」、放課後等デイサービス「ジュガール」、日中支援型障がい者グループホーム「BEE-HACK」、福祉事業に必要なサービス・物販・ECサイト「ふくすけ」事業、子会社の「空き家活用研究所(不動産事業)」「キュワンシステム(給付費請求システム開発販売)」「One knot(新築・リノベーション・消防設備)」と関連会社の「スターメッド(人材紹介事業)」など様々な事業活動を通じて、障がい者を取り巻く環境・動物殺処分・精神障がい者の急増・空き家問題・8050問題・ペットとお年寄りの老老介護問題などなど、社会の課題に取り組むと共に虐待やネグレクト、貧困に苦しむ子供達が、多感な時期に十分な教育と感性を養い、自身の夢を叶えられる児童養護の観点から事業の開発にも取り組んでまいります。今後も、人と動物が共生できる豊かな社会の実現のため、全社一丸となって全力で事業を推進してまいります。
また、社会情勢が多様かつ大きく変化していく中で、非財務的な取り組みも経営上の重要課題と位置づけています。社会貢献型の自社ブランド「Issue Driven」の取り組みを通して、障碍者支援団体や動物の保護団体への寄附活動など、社会のサステナビリティへの貢献も追及してまいります。
私たちは引き続きアニスピホールディングス全体で体制を強化し、時代のニーズをいち早くキャッチし、社会の問題を解決しながら成長して参ります。
令和3年11月
株式会社アニスピホールディングス
代表取締役