スタッフ: 小林様
勤務先: 障がい者グループホーム わおん (水戸千波、水戸見川、水戸石川)
担当業務: 管理者
具体的なお仕事内容
まずは、グループホーム開設にあたり申請の手続き、備品等の準備、営業ツール作成、入居営業など様々な準備を行ってきました。
これからは、グループホームをスムーズに運営していくうえでの、ご利用者様・ご家族との契約や様々な対応、人事労務管理、コンプライアンス管理、営業管理、経理、関係者・関係施設との情報連携など運営・管理業務全般を担当します。
ご自分について
●このお仕事をしてみたいと思った経緯
前職は、工場で働いていました。「手に職を」とキャリアアップするため、1年程前に社長の建設会社に入社し、外装施工の資格を取るべく業務を遂行していましたが、ある時、社長から障がい者施設事業という新しい事業計画を聞き、初めて存在を知りました。その後、事業を担当することになりました。
息子の同級生に、じっと座っていられない子がいます。みんな同じ空間での小学校生活を送っていますが、たとえ障がいを持っていても、その子一人に目を向け、できることを伸ばすほうがいいのではないかと考えるようになっていました。さらに、障害福祉について調べていくことで、障害を持った方の道を作っていきたいと強く思うようになりました。その事業に関わることで自分も成長できると信じています。
●「わおん」・「にゃおん」を知ったきっかけ
新しい事業計画のお話の中で、アニスピHDの保護犬・保護猫を引き取り、障がい者グループホームを作るという事業を知りました。
障がい者グループホームの開設について
●開設準備の最初のエピソード
なんの知識もないところからのスタートでした。申請書類1つ見ても、そこに書かれている言葉の意味がわからない、何を記載すればわからないという状態でした。アニスピスタッフのサポートがなければ何も手がつけられませんでしたが、おかげ様で2~3回の市役所訪問で申請等スムーズに進めることができました。
●スタッフの確保について
スタッフ募集は、わおん求人のほか、広告やハローワークでも求人募集を出しました。
開設まであと1か月という時点でも、サービス管理責任者がなかなか見つからなかったことが不安でしたが、わおん求人よりご紹介いただき、決めることができました。
●備品調達について
3棟同時開設はかなり混乱していました。
同じものを購入しても、どこに何を置いてきたのか、設置したのかがわからなくなってしまうこともありました。
同時開設は2棟をお勧めします(笑)。
●入居営業について
開設直前(3月後半)に、アニスピスタッフに同行してもらい、精神科病院、相談事業所、就労事業所等を回りました。
その後、コロナの関係で電話とDMの営業手法に切り替えました。
障がい者グループホームの運営について
●運営している中で心がけていること
ただ、自然と時が流れていくだけではなく、小さいことに気づけるように心がけていきます。そして、アクションを起こし、刺激を与えるようにしていければと考えています。また、その人の個性を活かし、過ごしやすい環境を提供していきたいです。
今後の目標
まず、障害福祉についてまだまだ知らないことが多いので、関わっている人や利用者様から障害について学んでいきたいです。
また、多方面より、「高齢の方は対象としないのですか?」という声をいただき、ニーズが高まっていることを感じています。ゆくゆくは高齢者の方を対象としていけるよう、勉強していきたいと思います。
そして、高齢化が進んでいく中で、飼っていた犬・猫が取り残されてしまう問題もありますが、その犬・猫を引き取れるようなシステムが作れればと思います。