愛知県 わおんグループホーム岡崎 サービス管理責任者

わおん働くスタッフの声

サービス管理責任者として活躍中の野崎さんから、お話を伺いました。

スタッフ: 野崎様
勤務先: わおんグループホーム 岡崎
担当業務: サービス管理責任者

 

「わおんグループホーム 岡崎」を何で知りましたか?

求人サイトのインディードで知りました。

もともと、就労支援事業所に勤務していました。就労支援事業所に通う方は、仕事はできますがご自宅に帰ってから問題があったりすることを知って、障がい者の方が暮らす生活の場であるグループホームに携わりたいと思ったのがきっかけです。それと、ペット共生型という点に惹かれ、犬と過ごしたらきっと穏やかに過ごせるだろうと思いました。

 

担当業務は?

管理者と、サービス管理責任者を兼務しています。

 

看板犬マーニーと入居者について

マーニーは、ブリーダーさんのもとでお世話できなくなった子で、一般の保護団体で保護されていました。その後、あるご縁で、このグループホームで引き取りました。最初はなかなかゲージから出てこなく、最近やっと慣れてきましたね。もともと犬を飼っていたという入居者や、犬が大好きという方とは、短期間で仲良しになっています。アスファルトが苦手なので、入居者に公園まで抱っこしてもらっています。また、「犬が可愛いからここで体験したい!」と見学に来られた方のお声もいただいています。保護犬を介して、入居者同士の会話や笑顔が増えています。マーニーの存在は、本当に大きいです。

 

入居者への思い

入居者さんは皆さん障がいを持っていますが、一人ひとり、お名前があって、生活歴があって、性格があるのだと意識し、接するように心かげています。人としてやってはいけないことは注意するなど、障がいについて配慮はしつつも、それを理由とした特別扱いはしないという考えは、スタッフ皆さんにもブレずに持って欲しいと思います。

利用者は、勇気を持って体験を申し込み、さらに勇気をふりしぼって入居する決心をしていると思います。共同生活の中で、たくましく成長して、お互い家族のような暖かい関係性を築くことができたらなと思います。

 

女性棟・男性棟、入居者のエピソードについて

女性の入居者は、相手の行動をよく見ていて、他人のなにげない行動が気に入らない時に小さな揉め事が発生することがあります。〝顔を見たくない〟とか〝一緒にご飯を食べたくない〟と言われたときに、「マーニーが応援しているからね。マーニーだったら優しい方が好きだよね」と保護犬を通じたお声がけをすることで、すとんと腑に落ちたようなこともありました。会話を通して気持ちが安定していくこともあるので、女性棟では言葉を交わすことを心がけていますね。

男性棟では、男性スタッフがいるおかげで、女性にはわからない悩みなど解決してくれています。ヒゲ剃りの使い方や「こんな髭剃りクリームがおすすめだよ」と、どんどん会話が弾んでいるそうです。男性スタッフは、兄貴分でもあり、頼りになる貴重な存在です!

 

スタッフとしてのやりがい

小さなことでも、入居者が成長したことを感じたときは、とても嬉しく、やりがいにつながっています。

“食器洗いができるようになった”、“髪を乾かすのにドライヤーが一人でできるようになった”、“食生活の改善や入浴する習慣がついた”など、生活の中で、たくさんの発見があります。

 

今後チャレンジしたいこと・目標

現在も実施している事ですが、将来的にも就労と一人暮らしへの支援を拡充したいです。

病院から退院して直接グループホームへ入居する方がいます。病院生活の中で体力が落ちているため、少しずつ生活リズムを取り戻していきます。時間がかかることもありますが、体力がついてきた時に、働くことが楽しくなるような就労サポートができればと思います。また、一人暮らしを望む方には、不安なくこのグループホームを卒業していけるサポートをしていきます。

 

福祉事業部の鈴木さん(左)とサービス管理責任者の野崎さん(右)と保護犬のマーニーちゃん

 

鈴木さんのインタビューはこちら