「独立したいけれど、どんな仕事をすればいいのかわからない」
「独立するのに役立つ資格ってなんだろう」
そんな独立開業に関する悩みを解決するために、この記事では独立におすすめの職種や役立つ資格について徹底解説します。
独立したい女性におすすめの仕事・資格もご紹介するので、独立開業を目指す女性もぜひ参考にしてください。
独立の意味
はじめに、独立の意味・類義語・対義語・英語表記について確認してみましょう。
独立とは自分で事業を営むこと
「独立」を辞書で調べてみると、以下のように解説されています。
どく‐りつ【独立】 の解説
[名](スル)
1 他のものから離れて別になっていること。「母屋から独立した離れ」
2 他からの束縛や支配を受けないで、自分の意志で行動すること。「独立の精神」「独立した一個の人間」
3 自分の力で生計を営むこと。また、自分で事業を営むこと。「親から独立して一家を構える」「独立して自分の店をもつ」
4 (法律の拘束を受けるが)他からの干渉・拘束を受けずに、単独にその権限を行使できること。「司法の独立」「政府から独立した機関」
5 一国または一団体が完全にその主権を行使できる状態になること。「独立を宣言する」「独立したての若い国」「独立国家」
出典:デジタル大辞泉(小学館)
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E7%8B%AC%E7%AB%8B/
このように独立にはさまざまな意味があります。
今回取り上げるのは、「自分で事業を営むこと」の意味での独立についてです。
独立の類義語・対義語
独立の類義語には「独り立ち」「自立」などがあります。一方、対義語は「従属」です。
また、自分で事業を営むという意味での「独立」と似た言葉には「開業」や「起業」があります。
それぞれの意味は以下の通りです。
- 開業
開業とは「新しく事業や商売を始めること」。
事業を始める際には「開業届」を提出することから、新しく事業を始める場合に「開業」という言葉を使う場合が多いです。
- 起業
起業も「新しく事業を始めること」という意味があります。
近年では、これまでにない新しい事業を起こすという意味で使われることもあります。
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ビジネスをはじめる(独立する)を英語で
英語で「独立する」を意味する表現のひとつに、形容詞「independent」があります。
発音記号・読み方は、ìndɪpéndənt(米国)ɪndɪˈpendʌnt(英国)です。
例)I want to be independent.
「私は独立したい。」
また、「ビジネスをはじめる(独立する)」という意味で、「start one’s own business」と表現することもあります。
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独立で世界が広がる!おすすめの仕事・職種
独立を目指す方におすすめの仕事や職種をご紹介します。
まずは副業から!「セールスコピーライター」「アフィリエイター」
セールスコピーライターはセールスレターやダイレクトメールなどの執筆を請け負う仕事です。
販売力・訴求力のあるセールスライティングスキルを身につける必要がありますが、未経験から挑戦しやすく、実績を出せるようになれば独立も視野に入れられます。
アフェリエイターは、アフェリエイト広告を自分のサイトやブログに掲載することによって、成果報酬を得ます。
サイトで紹介する内容を自分の経験や知識、好きなことにまつわるものにすれば、ハードルも下がり、継続もしやすいでしょう。
どちらも初心者でもチャレンジしやすく、まずは副業から…というリスクを抑えた形ではじめられます。
売りたいものを売る!営業
営業職として働いていて、独立後も営業の仕事をしたいという方は、フリーランスの営業になるという選択がおすすめです。
フリーランスの営業になる一番のメリットは自由度が高くなることです。企業に所属している場合、正直、あまり勧めたくない商品を売り込むこともあるでしょう。ですが、フリーランスになれば、自分が売りたいと思える商品を選んで売り込むことができます。自分の良いと思うやり方で営業が成功すれば、さらにやりがいを感じることができるでしょう。商品が売れれば、そのまま収入アップにつながる場合もあります。
とはいえ、仕事をもらう企業を探すことに不安を感じる方は多いはずです。
そんな方は「kakutoku」などのフリーランスの営業と企業をつなぐマッチングサービスを活用することをおすすめします。
kakutokuの場合、全ての案件が固定報酬制、中には固定報酬+成果報酬の案件もあります。
年齢関係なく挑戦できる!英語翻訳
英語翻訳業で独立するには、企業で翻訳スタッフとして働いてからフリーランスになるのが一般的です。
独立後は、翻訳会社に登録する、クラウドソーシングを利用するなどの方法で仕事を受注することが可能です。
実力を重視する仕事のため、年齢関係なく挑戦できるのが魅力です。
独立の形もいろいろ!システムエンジニア
SE(システムエンジニア)として独立を目指している場合、まっ先に思いつくのは個人事業主としての独立でしょう。これまでの人脈を活かしたり、マッチングサービスやクラウドソーシングサービスなどを利用したりすれば仕事が得られるでしょう。
また、独立後もある程度の仕事量が見込めるなら、会社を設立するのもひとつです。
一緒に会社を創業する仲間や、自ら選んだ従業員それぞれの発想力やスキルを活かして会社を経営すること。それは、企業の従業員として、もしくはフリーランスとして働くのとはまったく別のやりがいを感じられるはずです。
他にも、SEの経験や能力を活かして、ITコンサルタントに転業するのも独立する方法のひとつです。ITコンサルタントとはITを使って企業の経営をサポートする職業です。スキルアップできるだけでなく、悩みを解決するというやりがいも感じられるでしょう。
未経験でも挑戦できる!フランチャイズ経営
フランチャイズ経営は、加盟店として加盟金やロイヤリティをフランチャイズ本部に支払う代わりに、ブランド名やサービス・商品を使う権利をもらって運営するビジネスシステムです。
飲食店、小売業、サービス業、リユース事業などさまざまな業種で取り入れられており、そのブランドが積み上げてきた経営ノウハウや本部のサポートが得られることから未経験でも挑戦できます。
ただし、本部の指導に従って運営していく必要があるので、自立して自由に経営したい方には向いていない部分もあります。
フランチャイズで独立を目指す際は、候補とする複数のフランチャイズから事業計画書を手に入れて、利益が出せそうかどうか精査し、比較検討するようにしましょう。
独立開業ビジネスにおすすめの資格5選
独立開業する際には、資格が役立つことがあります。
独立開業ビジネスにおすすめの資格をご紹介します。
マンション管理士
マンション管理士は、マンションの管理組合の運営、マンションの維持・管理に関するコンサルティング業務を行うのが仕事です。
マンション管理士になるには国家資格に合格する必要はありますが、学歴や年齢などの制限はありません。
女性ならではのコミュニケーション力やシニアの豊かな社会経験をマンション管理士に望むニーズもあります。
独立開業の準備にマンション管理士としての実績を積み、宅建士やファイナンシャルプランナーなど関連のある資格も取得すれば、独立開業することも可能でしょう。
柔道整復師
柔道整復師は、骨折や打撲などの怪我に対して整復・固定などの治療を行うのが仕事です。
資格を取得することで接骨院や整骨院を開業できるだけでなく、スポーツ・介護・福祉など幅広い分野で活躍できます。
行政書士
行政書士の仕事は権利、義務、事実証明などに関する書類の代行作成や代理申請、相談などが主です。官公署への提出書類の代理作成なども行政書士の独占業務にあたります。
個人・法人のどちらにも必要とされることから需要が高く、独立して収入を増やすことも可能です。
行政書士になるには国家資格が必要ですが、学歴や年齢などの制限はないので誰でも挑戦できます。
社会保険労務士
社会保険労務士の主な仕事は、労働法や社会保険に関連がある書類作成、提出の代行、コンサルタント業務などです。
資格保有者しか行えない独占業務のため、すぐにでも独立可能な職業です。
日商簿記
日商簿記の資格を取得し、知識を身につけておくことで、独立開業した際、経営状態がわかりやすくなるメリットがあります。
また、個人事業主として青色申告で確定申告をするときに、簿記の基礎知識があると役立つでしょう。
ほか、税理士や公認会計士も比較的独立開業を目指しやすい資格です。しかしながら、難関国家資格として知られ、合格率は公認会計士が11%程度、税理士は15%程度とかなり低いので、働きながら資格取得を目指す方は相当な覚悟が必要となります。
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独立したい女性へ!おすすめの仕事・資格
独立したい女性におすすめの仕事や資格をご紹介します。
女性におすすめ!独立可能な仕事
ベビーシッター・家事代行
共働き世帯の増加などから、ベビーシッターはニーズのある仕事です。
ベビーシッターで独立するには特別な資格は必要ありません。しかし、保育士や看護師、認定ベビーシッターなどの資格を取っておくと信頼度が上がるため成功しやすいでしょう。
家事代行というと以前は富裕層が利用するイメージがありましたが、現在は生活の変化により、共働き世帯や高齢者、さらに単身者の利用も見込めます。
家事代行も特別な資格は必要ありませんが、ハウスクリーニングアドバイザー、栄養士、家政士などの資格を取得しておくと利用者の信頼を得やすいです。
ペットシッター
餌やりや散歩などペットのお世話をするペットシッターは、高齢者や一人暮らしの方、旅行や入院でペットのお世話ができない方など幅広いニーズがあります。
ペットシッターとして独立開業するには、動物取扱責任者になって第一種動物取扱業へ登録する必要があります。
心理カウンセラー
心理カウンセラーは学校や病院、企業などからの需要があり、経験を積んで独立開業すれば収入を増やせる可能性のある仕事です。
心理カウンセラーになるのに資格は必要ありませんが、独立開業を目指すなら、公認心理士や臨床心理士、産業カウンセラーなど心理関係の資格を取っておいた方が信頼を得られるでしょう。
独立すれば時間を調整して仕事ができるので、子育てしながら働きたい女性にもおすすめです。
事業をはじめたい主婦の方にもおすすめ!独立・開業に役立つ資格
認定エステティシャン
エステティシャンになるには資格は必須ではありません。
しかし、独立を目指す方は、「日本エステティック協会」や「日本エステティック業協会」が認定する民間資格を取得するのがおすすめです。
認定エステティシャンになることでスキルを証明できるため、事業者としての信頼を得やすくなるでしょう。
ネイリスト技能検定試験/JNAジェルネイル技能検定試験
ネイリスト技能検定試験はネイリストの技能を証明する民間資格、JNAジェルネイル技能検定試験はジェルネイルの技能を証明する民間資格です。いずれも義務教育を修了していれば受験できます。
ネイリストでの独立を目指す方は、これらの資格を取得しておくとよいでしょう。
管理栄養士・製菓衛生師
飲食店舗の開業を目指す方は、管理栄養士や製菓衛生師の取得がおすすめです。
管理栄養士は栄養指導や栄養管理を行う仕事で、病院や企業、行政機関、学校などで働くことも可能です。しかし、管理栄養士のいるお店として飲食店を開業すれば、他店と差別化でき、健康志向のニーズをとらえて話題になるかもしれません。
製菓衛生師の資格は、菓子製造の技術や知識を証明できます。
製菓衛生師の資格を取得すると、飲食店を開業する際に「食品衛生責任者」を試験なしで取得できるメリットがあります。
独立の足がかりにするならアントレ
独立開業に関する情報を集めて、方向性を決めたいときは、情報サイト「アントレ」を活用する方法があります。
アントレでは、フランチャイズ・代理店・業務委託などの契約タイプや業種、エリア、キーワードから募集・説明会などの情報を探すことが可能です。加盟店実績として開業資金総額や自己資金、年間所得額などの事例も紹介されています。
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公式サイト:https://entrenet.jp/
また、開業する際は、確定申告ソフトの提供や、所得税など開業に必要な基礎知識を得られるfreee開業の利用もおすすめです。開業届の作成も無料でできます。
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資格や経験なしでも独立したい!挑戦するなら社会貢献を実感したい方に「わおん」
「わおん」は、保護犬・保護猫と障害のある方が共に暮らす障害者グループホームとして注目を集めています。
会社の枠にとらわれず、自由度のある仕事がしたいと独立を決意。せっかく独立するなら社会貢献が実感できる仕事がしたいと考えている。けれども資格や経験に不安がある…。
そんな方におすすめの独立開業方法です。
資格・経験なしでも挑戦できる福祉事業
わおんでは、売上に応じて本部に売上の3%をシェアする「レベニューシェア」契約を採用しています。フランチャイズのように経営ノウハウの提供や本部からの支援を受けながらも、自由度のある経営ができるビジネスシステムが特徴です。
オーナー自身は資格も福祉に関する経験なども必要ありません。グループホームの運営にあたって配置が必要な有資格者「サービス管理責任者」の雇用は、わおん本部からサポートしてもらえます。
もしも社会福祉士の資格を持っているなら、それを活かして自らサービス管理責任者を目指すことも可能です。
初めての独立でも挑戦しやすい福祉事業です。
人と動物の未来を支えるやりがいのある仕事
現在、障害のある方を受け入れる施設はその人数に対して圧倒的に足りていません。グループホームへの入居を希望する人が常にいる状況です。
また、引き取り手がなく殺処分されてしまう犬・猫の数は近年減ってきてはいるものの、まだ年間50,000頭もいます。
社会で暮らす場所を探している人と動物の明るい未来に貢献できる「わおん」の事業は、社会貢献できるやりがいのある仕事といえるでしょう。
「わおん」の事業に興味がある方はこちら
https://anispi.co.jp/waon/business/