アニスピホールディングスの本社勤務スタッフのペット通勤率が30%へ

アニスピお知らせプレスリリース社内犬

2023年1月31日付けでアニスピホールディングスの本社勤務スタッフのペット通勤率が30%を上回り、4人に1人が愛犬と通勤となったのでお知らせします。

 

弊社では、創業当時からスタッフが保護犬・猫を迎え入れることを推奨し、ペット関連の福利厚生制度を整備してきました。2020年に本社をペット可オフィスに移転。ペットとともに通勤する「ペット通勤」を推奨しました。これを機に、本社のペット通勤が徐々に増加。2023年1月現在ペット通勤率が30%を上回り32.3%となり、本社スタッフ4人に1人が愛犬と通勤しています。
社内に動物がいることにより、動物を介したコミュニケーションが生まれ、温もり溢れた職場になります。

【背景】
アニスピホールディングスは「人間福祉と動物福祉の追求」を企業理念とし、事業で社会問題である「空き家問題」「ペット殺処分問題」「障がい者の居場所づくり」を事業で解決するため全社一丸となって取り組んでいます。その一環として2018年にペット共生型障がい者グループホーム「わおん」「にゃおん」を直営としてオープン。同年、レベニューシェアモデルを採用して全国に参画を募ってきました。
ペット殺処分への関心の高さから多くのオーナー様に賛同いただき、2022年7月付で全国累計1,000拠点を突破、保護したペットは600頭を超えます。

●ペット共生型障がい者グループホームについて
ペット共生型障がい者グループホームは主に空き家を活用し、障がい者が自立するための訓練の場として共同生活を送る行政の指定を受けたシェアハウスです。弊社では独自コンセプトとしてグループホームにペットを迎え入れることを推奨する「ペット共生型」を全国に展開しています。「ペット共生型」はペットセラピー効果を組み合わせた日本初の福祉モデルです。

●アニマルセラピー
アニマルセラピーは、海外などで科学的実証実験と論文発表が行わており、特に欧米で医療や介護に取り入れられているセラピー法です。動物と触れ合うことで気持ちが穏やかになり、精神障がいの症状改善や、認知症予防が期待できます。
ペット共生型障がい者グループホームでも「入居者同士の会話が増えた」「精神状態が安定した」「散歩に行くことにより身体的な機能の向上した」など利用者の方のQOL(生活の質の向上)にも貢献しています。

【本社オフィスの工夫】
本社はフロアの床面にクッションを設置して動物の足腰への負担を軽減。ペットファーストの環境を実現します。また陽のあたる窓際にキャットルームを設置し、オフィスで保護している猫たちが自由に遊べるエリアを設けました。柱に造作したキャットタワーで、縦運動が行えるようになっています。

 【ペット通勤の効果】
会社に動物がいることにより「社員のモチベーション向上」「リラックス効果」「ペットを介した社員同士のコミュニケーション活性化」といった効果をスタッフが実感しています。
明るい雰囲気を創出することで、社員の新しい発想やアイデアを柔軟にアウトプットできる環境を整備することにも繋がります。

【保護動物の受け入れ】
「ペットフレンドリーな会社」という認知向上によりアニマルセラピー効果に関するお問い合わせが増えています。一方、保護犬・猫の譲渡などのお問い合わせも多い現状です。当社では、行き場のない犬や猫を本社で受け入れ、弊社の活動に賛同いただいたオーナー様に譲渡を行っています。受け入れの際は、当社の動物看護士が健康管理を行い、譲渡した後も人と問題なく暮らせるように、人と触れ合う機会を作っております。

【弊社で保護し飼い主が見つかったペット】

べ子
保護団体から引き取った後、お腹に赤ちゃんがいることが発覚し、本社で4匹の子犬が誕生いたしました。
現在は当社直営店のグループホームに引き取られ、利用者やスタッフが帰宅したらドアの前で待っていたりと、グループホームにいるみんなの癒しの存在です。
グループホームでは新たに子猫も迎え入れ、今は子猫の母として暮らしております。

べ子の子どもたち
人懐っこく、常に元気いっぱいで部屋を駆け回っていた子犬たち。
現在は、当社に加盟している企業のグループホームへ引き取られました。

パル
野良犬だったお母さんから生まれたパル。
現在は当社の役員が引き取り、毎日一緒に出社しております。
甘えん坊で、みんなの膝の上が大好きでとても愛くるしいです。

うみ・かい
生後2ヶ月で、駐車場で保護されました。
ご飯食べるときも寝るときも常に寄り添っている仲の良い兄弟子猫。
現在は、当社に加盟している企業のグループホームへ引き取られました。

多様な価値観が広がる今、「人と動物の共生」は必要不可欠であると考えます。
当社は企業理念である「人間福祉と動物福祉の追求」を表現する一つとして、ペットフレンドリーな会社の環境を整えると共に、日本の社会問題である殺処分問題の解決に向けて事業に取り組んでいきます。