今日から私がオススメの本のレビューを書いていこうかと思います。
第1回目は『これならわかる〈スッキリ図解〉障害者総合支援法 第2版 (日本語)』。
福祉業界人であれば必読の書ですが、2018年4月施行の改正障害者総合支援法の解説書です。
改正の主な目的は、障害のある人が地域で暮らしていくための支援を強化することにあります。家族と暮らしたくても暮らせない、地域での一人暮らしには不安がある、病院にはいられない方にサードプレイスを提供する目的で作ったのが、わおん・にゃおんなどの弊社アニスピHDの障害者グループホーム(共同生活援助)です。
障害福祉の歴史や、なぜ動物と暮らせるグループホームを作ったかなどの経緯は、弊社子会社あいである広場のインタビュー記事を読んでください。
https://ai-deal.jp/interview/post-1024/
取材を受けた当時は、2018年11月ですので、法改正後、間もない頃に考えていたことです。あれから私自身の考えもブラッシュアップされていっておりますが、基本的な理念は2年経った今も変わりません。
障害者総合支援法の改正から2年が経ちますが、法の理念に現実が追い付いてないのが現状です。痛ましい介護疲れからの虐待事件もあとを絶ちません。
https://www.mskj.or.jp/report/2938.html
私たち支援者は個人にあったオーダーメイドの支援を提供することができているのかを、常に考え続けなければなりません。
そこで弊社は障害当事者のQOL向上のために、ワーカウト(https://anispi.co.jp/workout/)などの新規事業も展開しはじめました。
子会社㈱アイデアルの「あいである広場(https://ai-deal.jp/)」においても、障害当事者や支援者への取材を通じての問題提起をし続けています。
障害者も健常者も共生していける世の中を目指し、私は社会に問題提起し続けたいと思っています。
長かった梅雨があけたらいきなりの猛暑となりましたが、お互いに体調には気を付けましょう!